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地球の中心に「地核(ちかく)」があり、地核と地球表面「地殻(ちかく)」との間に「マントル」層があります。
地球を卵にたとえるなら、黄身と殻の間の白身にあたる部分です。
この白身…マントルはゆっくりと動いています。これがマントル対流です。このために地殻も極ゆっくりですが、動いているのです。
これを、「プレート」といいます。
地球の表面は、幾つかのプレートに分かれています。それらのプレートは活動していて、その結果として発生する、急激な断層運動が地震をもたらすのです。
★地震はどのように起きるのか?
●プレートとは?
地震の話になると必ず出てくる“プレート”という言葉。
このプレートを抜きにして地震の発生を説明することはできません。
しかしそれほど難しく考える必要もありません。
プレートは地球の最表層を覆う硬い“板”だと考えてください。
このプレート(板)は10数枚のブロックに分かれて地球の表面を
覆っています。(日本とその付近のプレートは4つ)
そしてこのプレートはマグマの上昇によって生産されます。
地下から溶融したマグマ(マントル物質)が上昇し、
海底までやってきたマグマは冷え固まってプレートの一部として
付け加わり、次々に送り出されて行くのです。
この動きによってプレートの衝突や沈み込みが発生し、
地震に繋がるわけですがそれは以降の項目で説明します。
まずはプレートの境界とその周辺に集中して地震が起きている
ということを頭に留めておいてください。
●プレートの収束
地球の表面積は一定ですので、生産されたプレートはどこかで
消費されなければなりません。そこで“沈み込み”と“衝突”による
消費が起こることになるわけです。
衝突の場合、日本ではあまり語られている場面を目にしませんが、
ヒマラヤチベット高原がその代表的な場所です。
ユーラシアプレートに対してインド・オーストラリアプレートが進行し
両プレートが正面から衝突した結果、余剰体積は上部に隆起し、
世界の屋根といわれる大山塊を造り、下部にも喰いこみを起こし、
地殻が非常に厚くなる現象を引き起こしました。
沈み込みの場合では、海洋プレートが大陸プレートの下に
潜り込むような形で余剰体積を消費しています。
これに伴って沈み込み口に生じた大規模な沈下を
“海溝”(トラフ)と呼び、マントルの中に沈み込んだプレートを
“スラブ”と呼びます。
★地震の種類
●プレート境界型地震(海溝型)
プレートとプレートの境で起きるのが「プレート境界型地震」。
活動するプレートとプレートがぶつかりあうことで、ひずみが出きます。
このひずみが限界を超えてしまうと、元に戻ろうと、
急激な活動が起きるのです。
このプレート境界型地震の特徴は、規模が大きく、
また津波による被害も大きくなることが多いことです。
関東大震災や、予想されている東海地震も、このプレート境界型地震
になります。
●プレート内地震(直下型)
プレートの内部で起きるのは「プレート内地震」。
この中で、深さ30km程度までの深度で起こる「内陸型地震」と、
深さが670kmにも及ぶ、「深発地震」に分けられています。
プレート内部で伸縮を繰り返しているうちに、プレート内に細かい
ひび割れが数多くできてきます。この傷が「活断層」で、
地震になります。
また、以前に起きた地震の傷がプレートに残ってしまい、
それが影響してプレートの活動時に地震へ結びつくこともあります。
プレート境界型地震に比べると、大きな規模にはなりにくいのが
特徴ですが、浅い場所で起きると、大きな被害に結びつくこと
になります。
また、プレート境界型地震と違って、予測がつきにくいのも、
被害を大きくする要因になってきます。
阪神大震災も、内陸型プレート内地震でした。
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